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防汚加工を施された作業服について

防汚加工の種類

防汚加工作業服とは、繊維の汚れをつきにくくする加工の施されたユニフォームを言います。
防汚加工には、水性の汚れのみに効果のある「シリコン系樹脂」や油性、水性の両方の汚れに効果があり、撥水効果もある「フッ素樹脂」が用いられています。
その他に、汚れがつきにくく、落としやすくする加工である「ソイルレリース加工」いわいるSR加工があります。

汚れの原因

作業服の汚れには、土砂、ちり、繊維クズ、すす、動植物油、鉱物油、塗料、汗、果汁、野菜のシミ、飲食物、染料、泥水、皮脂などで構成されており、汚れが作業服やポロシャツに付着する原因は、繊維と繊維の間に入り込むこと、繊維表面の凹凸やしわに入り込むこと、化学結合(ファンデルワールスカ)、静電気吸着(クーロン力)、イオン結合的なものと言われています。
したがって作業服の汚れを落とすということは、これらの吸蔵、吸着、結合から汚れを解き放つことと考えら れます。

代表的な防汚加工技術、ソイルレリ ース加工とそれ以外の加工

SR加工では、機能性ポリマー樹脂で繊維表面を親水化することで、結果汚れが落ちやすくなるというものです。
欠点は長所であるのが親水性です。
水に馴染みやすいので水性の汚れには弱いことが欠点です。

SR加工以外にはフッ素樹脂使い繊維表面を薄い皮膜で覆い表面の凹凸を減らすことで汚れを付着しにくくする方法や繊維の断面に工夫を施し光の反射効果で汚れを目立たなくする加工方法などもあります。


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